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WE10 メフディ・アミラバディ 27才 右 早期持続型 ☆SB サイド適性=右 イラン 175cm 64/63/62/81/82/81/48/74/73/76 60/69/67/68/67/74/65/54/50/58 68/65/66/62/50/73/5/5/5/A 特殊 WE10イランに戻る
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お世話になっております。SDFのストレイドです。ストとか0度と呼ばれています。 PSシリーズはPSPoを3日で売り飛ばしたところからスタートしました。本格的にやったのはPSPo2からです。 調べ物が好きなので、PSOとかPSZの知識も少しは把握しているつもりです。 PSO2はα2から。α2はヒュマ男、キャス男。cβは後述のキャス子でやっていました。 日々要望を提出し続けています。ツイッターにも要望内容は書いているので、 賛成いただけるのであれば、同様の内容を送っていただけるとありがたいです。 vlmhx.jpg フレイス 左から3番目 種族 ヒューマン 性別 男 身長 185cm メインクラス ファイター(ナックル) サブクラス ハンター 何か一言:いつも敵を殴ることばかり考えています 余談 :原型はPSPo2iで作ったキャラから、名前は北欧神話のダインスレフとフレスヴェルグ(最初はフレイス・バーグという名前だった)から レイファ 右から3番目 種族 ニューマン 性別 女 身長 160cm メインクラス フォース サブクラス テクター 何か一言:白魔道士キャラにしたい 余談 :原型はPSPo2iで作ったメインキャラのデュマ子、名前は北欧神話のレーヴァテインから ダリア 右から2番目 種族 ヒューマン 性別 女 身長 170cm メインクラス ガンナー サブクラス レンジャー 何か一言:色黒姉御を作りたい衝動で作った。ブレイクブレイドのナルヴィとギアスのヴィレッタのせい。 余談 :キャラクリ体験版でヒュマ子はメガネ委員長の予定だった。名前はローランの歌のデュランダル(最初はダリア・デュランという名前だった)から ティール 左から2番目 種族 ニューマン 性別 男 身長 170cm メインクラス テクター サブクラス ハンター 何か一言:希少種族:沼男、沼男といえば男の娘ではないように作ったつもり? 余談 :一番最後に作った人。最初は男の娘みたいになってたけど作り直し。ダリアと同い年に見えるかな?名前はミスティルテインから。マイスという双子の兄がうんぬん フロッティ 一番右 種族 キャスト 性別 女 身長 155cm メインクラス ハンター サブクラス ファイター 何か一言:壁キャラにしたいけど、火力を上げる予定。攻撃はJGで防げる(確信) 余談 :キャラクリ体験版配布日に作った子、cβ、キャラコンはこの子で参加(当初の名前はミスティル)。造形はまるで変わっていない。名前は北欧神話のフロッティから リディル 一番左 種族 キャスト 性別 男 身長 195cm メインクラス レンジャー サブクラス ガンナー 何か一言:6人組の年長者、カラーリングはガンダムUCのデルタプラスを意識しています。 余談 :α2から参加、Ra20にした人。ユニコーンカラーにしたり、シナンジュカラーにしたりジ・エンドカラーにしたり。名前は北欧神話のリディルとUCのリディ・マーセナスから 1種族・性別ごとにキャラを作る予定です。 スキルツリーは・・・・書くととんでもないこと(主にヒュマ男が)になるので割愛 あひるからの評価・印象 the・サブマスター。 基本的に僕がいないときは全部任せていいかなって思ってる。 あひるの呼び方はストさん。 pspo2iからの付き合い。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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評価まとめ ここが強い 注意点 ステータス 初期レアリティ ★★★★★ タイプ/弱点 ノーマル/かくとう ロール テクニカル (*1) 最大ステータス HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早 616 206 206 206 206 206 パッシブスキル ひんし時攻撃特攻↓G2 ひんし状態になる直前に相手全員の攻撃と特攻をがくっと下げる ポケモンわざ ブレイククロー タイプ/分類 ノーマル/物理 ときどき(50%)相手の防御を下げる 威力/命中 75/95 範囲 敵単体 消費 2 マルチアタック タイプ/分類 ノーマル/物理 自分のタイプチェンジに応じたタイプで攻撃する 威力/命中 150/100 範囲 敵単体 消費 3 トレーナー技 プラスパワー タイプ/分類 -/補助 自分の攻撃をぐーんとあげる 回数 2 これが答えだ タイプ/分類 -/補助 ターゲットしている相手の弱点にタイプチェンジするタイプチェンジすると自分の「マルチアタック」とB技のタイプと自分の弱点タイプが変化する自分の素早さをぐぐーんと上げる 回数 1 バディーズ技 最強の相手を望むマルチアタック タイプ/分類 ノーマル/物理 自分のタイプチェンジに応じたタイプで攻撃する 威力 360 範囲 敵単体 育成 おすすめポテンシャル おすすめバディーストーンボード 名前
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遠R スローターソウルバディ スローターソウルバディ MAX Lv 45 性別女性 必要統率 10 HP AT DF TOTAL 初期能力(純正品) 1130 1560 1170 3860 LvMAX時能力(純正品) 4500 5200 3900 13600 純正継承値 + 0 + 0 + 0 スキル ディファレント・アングル城回復 1% UP初期 ☆ MAX --- 売却価格 2750マーニ 入手経路 ブロンズ召喚シルバー召喚ゴールド召喚 召喚セリフ 図鑑テキストたくさん食べたわね~、オメガ。相変わらず食いしん坊なんだから。でも、そんなトコが可愛いの。たくさん食べて、もっと大きくなってね! それにしてもこの子、賢いわ。魂がないなら、殺せばいいのよね! ふふっ。 レアリティ一覧※ランクアップ不可 ランク キャラクター名 Lv 統率 スキル ノーマル ヘルファングラヴァー 25 3 --- Uノーマル ヘルファングテイマー 35 6 --- レア スローターソウルバディ 45 10 城回復 1% UP 初期 ☆ Sレア レディダークネスファング 55 15 城回復 2% UP 初期 ★ Uレア リベリオンオメガマスター 65 20 城回復 3% UP 発動率:70% SKレベル 5☆☆☆☆☆ 10★★★★★ 15★★★★★ 20★★★★★ 25★★★★★ 30★★★★★ 35★★★★★ →に近づくほど発動率がUP(効果は変わらない) コメント
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R-Number065 ケルディムガンダムサーガ(Cherudim Gundam SAGA) 【けるでぃむがんだむさーが】 情報 作品名 機動戦士ガンダム00V カテゴリ SIDE MS 定価 3,675円 発売日 2010年06月26日 再販日 20年月日 商品全高 約mm 付属品 手首:×4(握り手×2、持ち手×2) 武器:GNアサルトカービン、GNサブマシンガン×2、GNビームピストル×2、GNビームピストルII×2、GNスモールシールド その他:展開時用頭部クリスタルセンサー、硬質アンテナ、魂STAGE接続パーツ 商品画像 機体データ 所属:ソレスタルビーイング 分類:第4世代モビルスーツ 開発者: 形式番号:GN-006/SA 全高:18.0m 重量:62.7t パイロット:ロックオン・ストラトス ケルディムガンダムを敵基地内部への突入を目的に、銃身の短い銃で武装した形態。 ガンダムエクシアの「セブンソード」を意識した七丁の銃器を装備していることから「セブンガン」の開発コードを持つ。 頭部クリスタルセンサーは近・中距離用の物に換装され、GNシールドビットの代わりにGNスモールシールドが装備されている。 名称の「サーガ」は「Special Assault GUNDAM Arms(特殊強襲ガンダム武装)」の略。 商品解説 『ガンダム00V』第2弾。 ダブルオーセブンソード同様ケルディム本体各部に改修が行われているが、共通の付属品は完全流用。 その為GNピストルの銃口モールドやフォロスクリーンのサイトモールド省略をそのまま引き継いでしまっているのは残念なところである。 評価点 顔がケルディムガンダム通常版からブラッシュアップされている。 クリスタルセンサー、シールド、コンデンサーなどクリアパーツが多用されており美麗。 可動範囲が広い。 新規付属のジョイントで魂STAGEへの接続が容易。 問題点 付属品の一部モールド省略や膝間接の保持力の低さが改善されていない。 ライフルの色が設定に比べ白く安っぽい。 シールド、アサルトカービンが肩から外れやすい。 射撃系MSであるにもかかわらず銃構え用の平手が付属しない。 尾部装甲内部のGNドライヴ造型が省略されている。 不具合情報 関連商品 ケルディムガンダム コメント 名前 コメント
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パーソナルデータ 名前 ジーン・バディア 性別 男 種族 クラウストロ人 年齢 30歳 身長 185cm 利き手 右手 誕生日 1月31日 使用武器 フェイズガン 一人称 俺 二人称 お前、アンタ、呼び捨て 好き お酒、タバコ 嫌い 犬、虫 好物 ビール キャラシート 補足 料理 鍛冶 調合 合成 40 32 6 10 機械 細工 錬金 執筆 58 10 5 24 本タグに投稿された作品 イラスト 夏だ!浜辺だ!全員集合!!(PA 夏休み) エクシアの☆プリンスさまっ♪ Star gazers in Exia ぴくそつめあわせ 凍てつく星より愛を込めて モフモフ! 雪山で遭難して人を探したら(クエスト 崩落する理性) 予感(クエスト 崩落する理性) 1月生まれ ファンアート がやがや(PA クリスマス) 星の海へ エクシアメンバー えくしあ! 惑星エクシア 漫画 俺がバーニィだ!(公式 第二章) 4コマ交流 (#^ω^)ビキビキ(公式 第二章) ログアウトする為?(公式 第二章) おやつタイム「かーらーの」合流(公式 第一章) 三人の戦士(公式 第一章) 遭遇(公式 第一章) さわやか笑顔(公式 第一章) 行き先一緒ってことで(公式 第一章) みんなの帰りを(クエスト 崩落する理性) 今出来るコト(公式:第一章) 合流しました(クエスト 崩落する理性) さんじょーい!(クエスト 崩落する理性) Happy Christmas(PA クリスマス) お嫌いですか? 優しさ空回り(PA クリスマス) ケーマさんLv255説(PA クリスマス) 会場ご到着(PA クリスマス) お話していただきました 続・作ってみる お話したかったんです キラッ☆ 前衛後衛 作ってみる 小説 踊ろうよ!!(PA クリスマス) 補足 レイフェス・エレニー ノーマ・エアハート チェーン・ソウ ケーマ・ロッヴォ ティトル・エレニー ブルース・S・ブラッドレー らくがきタグに投稿された作品 イラスト 盛装 漫画 本日は
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カミレッタラクル アイヌ神話のシュシュカムイの一人。 関連: カミレッタラマツ (妻)
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ベレッタM92 種類:軍用・警察用拳銃 口径:9mm 全長:217mm 重量:役1k射程:50m 各国の軍や警察で幅広く使われている ゲームや漫画などでもおなじみの銃 半自動の拳銃である
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21代目スレ 2007/12/23(日) これから、上げるSSは一日の出来事を時間経過にあわせて上げていきます。 ケロロ小隊24時的な物だと思ってください。 ただ、バトル物で、かつ長いのでバトル物嫌いな人はこの時点でスルーしてください。 毎回シリーズ物の長文は終わらないジンクスでもあるようなスレですが 既に完成済みなので、未完と言うオチは何か無い限りありませんし、今日一日で全て終わります。 またクリスマスイブ前日の出来事を描いていますが、これは平行世界という事にでもして 他のクリスマスイブ前日ネタのSSも気にしないで上げてください。 AM00:10 ディストラ「ご主人様。対象の勢力40パーセントにまで低下」 クォヴレー「増援は」 アストラ「恐らく無い」 クォヴレー「まあ多少増援があっても、後ろにはあのペルフェクティオとシュテルン・レジセイアがいる」 イングラム「あの完璧親父と孫煩悩も、味方ならこれ以上頼もしいことは無いな」 イングレッタ「邪神ヴォルクルス。一世界の邪神に収まるなら見逃すところだけど」 クォヴレー「平行世界へ干渉するなら、放置するわけにはいかん」 ヴォルクルス「……………………」 ???「やれやれ、やはりまともにやって勝てる相手ではありませんね。まあもともとまともにやり合うつもりなど毛頭ありませんが」 ゼラド「!……あれ、夢……。変な感じがしたけど……だ、大丈夫だよね。うん、明日はイヴのパーティーの準備だし、ちゃんと寝とこ」 ???「そうですか、ではお休みください」 ゼラド「え……、あなた誰」 ???「誰だって関係ありませんし、あまりお話しするつもりはありませんよ。ただ、そうですねえ、代行者とでも思っていただければけっこうです」 ゼラド「代行って誰の」 ???「邪神の代行者にして、邪神を使役するもの。なんとも奇妙な関係ですね。まああまりに酷い混ざり方で、未だにグチャグチャな所も あるんですが……。おや、話すつもりも無いのにペラペラと、やはり人間をベースにすると厄介ですね。まあすぐに済ませますか」 ゼラド「私に何かしようとしたって無駄だもん。お兄ちゃんがかならず助けてくれるから!」 ???「あなたがお兄さんと呼ぶ人物。確かに厄介ですね。今の私では太刀打ちできない。せめてアレさえあれば造作も無い……とまでは言いませんが 互角以上の戦いは出来るはずです。もっとも、それが無いからわざわざ番人達の目を引きつけてここまで来たんですが」 ゼラド「いったい何なの。私に用があるってことだよね」 ???「あなたは、頭が良い。まああなた自身にとくに頑張ってもらうことはありませんよ。ただお休みしていただければけっこうです」 ゼラド「お休み……」 ???「ええ、もっとも、私の手の中で永遠に、ですがね!」 ゼラド「た、助け……て」 ヴィレアム「……?」 キャクトラ「どうした友よ。さすがにこの時間まで練習はきつかったか?」 ヴィレアム「いや、もともと俺が昼間バイトをするせいで、練習時間をこんな真夜中にしてもらってるんだから、泣き言は言わないが」 レラ「……?」 キャクトラ「『だったら何があったんだ?』ですか、ええ私も同じ事を思いました」 ヴィレアム「悪寒がしたんだ……何か悪いことが起こるっていう」 キャクトラ「予知?」 ヴィレアム「違う、予知じゃない。いや、予知かもしれない」 レラ「?」 キャクトラ「『どっちなのかハッキリして』。ええそうですね、友よ、いったいどういうことなんだ」 ヴィレアム「俺は確定した未来は見えない。今、多岐にわたって分岐していた未来が一つに束ねられた。今起こった何かが、この後起こる何か大きな 出来事を確定してしまったんじゃないかと思うんだけど……いったい何が」 AM00:25 クォヴレー「ゲマトリア、誤差修正。メスアッシャー、ダブルシュート!」 ヴォルクルス「……!!」 イングラム「いけるぞ!このまま畳み掛けろ」 イングレッタ「言われるまでもないわ。ここで終わらせる」 ???「残念ですが、終わりなのは貴方達ですよ」 クォヴレー「誰だ!」 ディストラ「どこからか通信が入ってきています。場所の特定はまだ出来ていませんが」 クォヴレー「誰だか知らないが、こんな所で何の用だ」 ???「余所見をするとは、また随分と余裕ですね。ですがその隙を逃すほどお人よしではありませんよ」 アストラ「ヴォルクルスの上半身が1体防衛ラインを突破」 イングラム「大丈夫だ、後ろにはあの二人が」 ???「そうですねえ。あの二人は確かに強いですね。ところで、面白いものを見てみませんか」 クォヴレー「面白いもの……だと」 ???「あまり画質のいい映像ではありませんが、撮影した私と撮影対象が別の次元に居るのでそこはご容赦ください。ではどうぞ」 ゼラド「………………」 クォヴレー「ゼラド!」 ???「貴方達の監視がきついですからね、こうやって騒ぎを起こし、私自身がコソコソ動いてどうにか確保しました。ですが……思っていたより ずっとすごいですよ。せいぜいペルフェクティオかシュテルン・レジセイアのどちらかの力の一部でもうばって、後は押さえつけれれば いいと思ってたんですが……」 ディストラ「大変です、ペルフェクティオさんとシュテルン・レジセイアさんが!自我領域以外のすべてを何者かに完全に掌握されました!」 イングラム「まさか、ゼラド・バランガと言う因子を使って」 ???「ええ、奪わせてもらいましたよ。その力のすべてを。まあこれ以上はさすがに彼女の器でも許容できないので諦めますが」 アストラ「いかん!アインスト大量増殖!それにペルフェクティオの力で扉を開こうとしている!このままでは」 クォヴレー「俺たちの世界が奪われる」 ???「ははは!奪うだけではありませんよ!今度こそ邪神が統べる世界を作ります!」 ヴォルクルス「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!」 イングラム「このままではダメだ!一端引くぞ」 ???「おや、いいんですか?」 イングラム「いくら掌握したとはいえ、いきなり単独で世界と同等の力を持つ存在を完璧に扱えるものか。アインストを大量に呼び出したのは ハッタリのようなものだ。どうせ呼び出したのはクノッヘンやグリード程度だろう。数呼べばいいというものでもない」 クォヴレー「だがそれは、時間が経てば奴も強くなるって事だろう!それなら今すぐゼラドを取り返さないと!」 イングラム「落ち着け。ペルフェクティオとシュテルン・レジセイア、二つの強大な力を手に入れた事は確かに凄まじいが、それはこの2つ だったからだ。奴は極大の破壊と創造の力を同時に支配し互いに相殺し合わせることでどうにか制御下においている。恐らく その力のごくごく一部しか使えていないはずだ。だからこそだが、力を完全に制御化に置かなければ、片方の力の制御に もう片方を使うという循環を保たねばならない。それまでは出せる力はいくら制御可能領域が拡大しても一定だ」 ???「さすが、他の番人とは年期が違いますね。悔しいですがそのとおりですよ。ですが分っているでしょう、時間があまり無いことも」 イングラム「まあ、せいぜい1日だろうな。クォヴレー引くぞ。それにグレちゃんは彼らを呼んでくれ」 イングレッタ「わかったわ」 クォヴレー「くっ……ゼラド。必ず助ける!」 AM01:15 アーク「おっちゃん。やっぱりクリスマスプレゼントにウエディングドレスは早いっすよ、いやマジで」 タスク『そうか?てか娘の花嫁姿を見るのって男の夢じゃねえか?」 アーク「やめといたほうがいいっすよ。何時結婚するか分らない上に、体型が変わるかもしれないっすから」 タスク『なんだと、レタスが太るとか言うのか?』 アーク「いやそうはいいませんけど、太らなくても変わるところは変わりますって。胸とか」 タスク『おまえなあ……ん、呼び出し?でもこのコードは』 アーク「どうかしたんすか?」 タスク『いや、ちょっとな。てかいい加減夜中まで電話するのもあれだし、いくら休みつっても夜更かししすぎるもんじゃないぞ』 アーク「そうっすね。それじゃあおやすみっす」 AM01:30 タカヤ「父さん、仕事っていったい」 キョウスケ「今さっき呼び出しがかかった。どうやら何か大きな事件があったらしい」 エクセレン「てなわけで、私達はちょっと行ってくるから、留守番よろしく」 レモン「いってらっしゃい」 ミィ「気をつけてくださいですの」 AM01:45 ヴィレッタ「ヴィレアムが外出中で良かったわね」 ギリアム「ああ。居れば来ると言っただろうからな」 ヴィレッタ「とにかく、こんな事は私達大人が解決することよ。子供達に何かさせるわけにはいかないわ」 ギリアム「そうだな。だが、あの子供達より小さな子供が命をかけて戦うこともあった。もし必要になれば」 ヴィレッタ「そうなるわね……でも」 ギリアム「ああ、そうはさせないさ」 AM01:50 シュウヤ「まったく。こんな所でテレビをつけたまま寝ているなんて」 クリス「……シュウお父さん……」 シュウヤ「……めずらしいですね。私の名前を呼ぶことはたまにありますが、父の名前を呼ぶなんて」 クリス「……んん……」 シュウヤ「しかし、今頃何をしてるのでしょうか、うちの父は……」 AM02:00 ???「さあ、タイムリミットまでにどこまでやってくれるか、ある意味見ものですね」 ヴォルクルス「…………」 ???「分っていますよ。自我の安定も同時並行で行っています。それより、彼らの制御は」 ヴォルクルス「…………」 ???「そうですか。彼女のほうも隔離してありますがこの1日だけは油断できません。番人たちは彼女を捕らえている時空まで行く事なら出来ますからね」 ゼラド「…………お兄ちゃん」 AM09:10 クリハ「あの、今日って日曜で休みなんですけど、なんで私達は学校に呼ばれたんですか?」 レイナ「それに、朝起きたら母さんもエルマも半裸の変態もいなかったんだけど」 ハザリア「まったく、今日は一日かけてジュデプラ製作に明け暮れようと考えていたというのに」 ラミア「まあ、文句も分るが……今回はあまり笑い話で済む内容でもない。実は昨日ここにいる全員の親に召集がかかった。理由は邪神ヴォルクルス が、ゼラド・バランガを誘拐し、ペルフェクティオとシュテルン・レジセイアを制御下に置いたためだ」 ヴィレアム「な!ゼラドが……」 アオラ「姉さんが居ないと思ったら……そんな!」 レイナ「ちょっと、ヴィレアムは予知とか感じなかったの!ゼラドがさらわれるの黙って見過ごすなんて!それにクォヴレーさんたちも!」 ラミア「そのクォヴレー達を遠ざけるために、奴らは騒ぎを起こし、そしてその隙にゼラドをさらった」 レモン「で、その未来は極めて確定的な事だったから予知で探知できなかったわけね。確か決まった未来は予知できないのよね?」 キャクトラ「そういえば、昨日友はそのような事を」 ヴィレアム「ああ、確かに昨日そんな感じはしたけど……」 ラミア「現在、この町で兵役の経験がある人間はほぼ全員出動させられている。私やヒューゴ、アクア先生は学校の護衛に残ったがな。ただルアフ先生は ガンエデンで防衛の軸の一つとして戦っている。空を見てみろ、時々キャッチ・ザ・サンの光が見えるぞ」 レイナ「あのエセ霊帝が戦ってる」 ラミア「敵の狙いは地球征服……というとチープに聞こえるが、邪神ヴォルクルスの力で地球を邪神の世界に変えようとしている。そのためにアインストを 使い、現在地球に侵攻中との事だ。今のところ、ケイサル・エフェスやザ・データベースの面々のおかげで持っているが時間の問題だ」 ラッシュ「うちのおじいちゃんが。そんな簡単に」 ラキア「ラッシュ、どうするの。おじいちゃんの力は世界だって壊せるのに」 タカヤ「爺さんまで……そんなバカな」 ルサイケ「おじいちゃんでも……だめ……なんて」 アーク「じゃあ、どうするんだよ」 トウキ「それに、俺達だけを学校に集めるなんて、いったい」 クォヴレー「それは俺達が説明する。ラミアはアンジェルグで引き続き周囲を警戒してくれ」 ヴィレアム「なっ……なんで!ゼラドがさらわれたんなら、取り戻しに行くのはあなたのはずなのに!どうしてこんな所に!」 ルナ「お父様!いったいこれから何が起こるんですか!」 アオラ「お兄ちゃん!はやく姉さんを助けてよ!」 クォヴレー「それは……」 イングラム「やれやれ、そういうのにはやはりお前はなれていないな。俺が変わる。まずなぜ俺達がここにいるか、 それはまず今から起こることからお前達を守るためだ」 ディストラ「フィールド、広域展開!来ますよ!」 グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンンンン!!!! アイミ「何!今の」 イングラム「ペルフェクティオの波動だ。今ので、この学校のように何かしらの防御手段で守られていない場所にいる人間は、根源の恐怖で動けなくなった だろうな」 ミナト「マジかよ」 イングラム「まあ、今の一回が奴の現状での限界だ。次は無い。で、俺達はその間に次の手を打つ。タイムリミットは1日程度。いいかお前達全員に 今回は働いてもらう。それ以外に生き残るすべはないからな」 AM09:20 クリス「いったい何が始まるんですか。講堂の中にいきなり通信設備やモニターを設置して。まるで司令室のように」 イングラム「その通り。ここが今回の作戦。オペレーション・SGの本部となり、上で同時進行している防衛作戦とは指令系統が別になる。こちらでは ゼラドの奪還、ペルフェクティオ及びシュテルン・レジセイアの開放、そしてこの件の首謀者の確保に関する作戦行動のオペレーションを 行う。現在護衛にはガルムレイド、アンジェルグ、ソウルゲイン、それに危険ではあるがAI1もつけてある」 アオラ「首謀者……ってことは、誰かが今回の事を起こしたの!」 イングラム「半分はそうだ。だが若干意味合いが違う、恐らく今回の件はヴォルクルスがその何者かを操り、だがその者に自我を残すことで自分の仲間 として使っている。ヴォルクルス自身には俺達を出し抜きゼラドをさらうほどの脳は無い。恐らく、誰かしら有能な人間を操っている」 マリ「でも、首謀者なんてゼラドやペルフェクティオとアインストと比べたら優先順位はだいぶ低いんじゃないの?だってそのどっちかさえ取り返せば もう何も出来ないはずでしょ」 ハザリア「ハン!この大バカが。優先順位はその3つとも同等。ただし状況的には恐らくその首謀者が一番用意に確保可能なのだろう?」 イングラム「ああ。ペルフェクティオもシュテルン・レジセイアも強大すぎる力だ。おまけに完全消滅でもさせないとゼラドの支配下から逃れることは ない。現状あの両者の完全消滅など不可能だ。それに出来たとしてもそんな事はしない。だからそこの4人。怖い顔をするな」 タカヤ&ミィ&ラッシュ&ラキア「…………」 イングラム「そしてゼラドは別次元に隔離されている。恐らく行けるのは番人やその血族だけだ。そしてそれへの対策は相手も万全だろう。なにしろ 今回の敵の行動は全てゼラドという因子に頼っているのだからな。そして首謀者だが、どうやらこの地球のそれもこの町にいるのが分った」 レイナ「マジ!」 ヴィレアム「なんでまたそんな!」 ハザリア「おおかた、俺達を人質にしたんだろう?自分とゼラドの両方を番人から守るのは難しい。指示を出す自分はある程度こちらに近い位置にいないと いかんしな。だが、うかつな場所に居ては、おおよその場所が特定された時点で終焉の銀河やキャッチ・ザ・サンで、消し飛ばされる。だが 元来独善的な霊帝やエセ霊帝が自分の身内が居るところのそばで、惑星破壊可能なレベルの広域攻撃はしないだろうと考えた。つまり俺達は 丁度良い盾といわけか」 ルル「自分もその一人だというのに淡々としていますわね。最近マゾに目覚めつつあるんではありませんの?」 ハザリア「なぜそうなる!」 イングラム「ふ、その判断力。やはり貴様が適任か」 ハザリア「ん?」 イングラム「お前の言ったとおりだ。この作戦ではそういった広域攻撃はつかえん。そもそも使わせんがな。それにそれならわざわざここに作戦司令部 など作らん。今回ここで行うのは主に、首謀者確保のオペレーションだ。それに、上で戦っている面々と、奪還オペレーションとの 相互情報交換のための中継や、ゼラド奪還組みへの情報伝達の役目も負う。だが、あいにくとここにさける人員の大半は既に何らかの手段で 行動不能になっているか、防衛ラインの維持のために離れられなくなっている。バルマーから増援も呼んでいるが、それが到着してから 作戦を開始しては今日中に首謀者確保は無理だろうな。だから、今回の作戦ではここにいるメンバーで、司令部の運営と首謀者の 確保を行ってもらう。そしてその司令官にはハザリア、お前がついてもらうぞ」 リトゥ「そんな!」 キャクトラ「無茶です。私のような者はともかく、戦闘訓練を受けたものなどほぼ皆無なんですよ」 イングラム「そうでもない。お前達は個々に高いキャパを持っている。それに、タカヤのように実戦経験のあるものや、イルスのようにガンエデンという 大物まで持っているものもいる。それに強烈な個性の力がそれぞれに備わっているしな」 トウキ「そうだな。俺達はそれぞれ足と」 ミナト「腕がある」 レイナ「鞭なら任せてよね」 ミィ「えぐりますの」 ハザリア「ふん、分っているではないか。いいだろう、このハザリアが貴様らを導き、必ずや勝利の栄光を掴ませてくれよう!」 アーク「俺の不死身っぷりも負けねぞ」 イングラム「悪いがアーク。それは無しだ」 アーク「え?」 イングラム「お前の不死性はゼラドの因果律制御に依存している。おそらく、一時期激しい破壊を受け続けたお前を気遣ったゼラドが 因果律を捻じ曲げて、お前に死にづらいという特性を授けたんだろう。今のお前はゲームに強いだけのただのガキだ」 アーク「うわ!ここでなぜ戦力外通告!」 咲美「兄さん……まあ、不本意だけど私の怪力は健在でしょ」 イングラム「ああ。他の面々の力は健在だ。そこで、これからメンバーを分ける。まず司令部には司令官としてハザリアを筆頭にその補佐に交友関係の と能力から考えてマリとリトゥを配置。それに周囲にルナ、ルルのバルマー両名についてもらう。最後にユウカはいざと言うときの抑止役だ」 マリ「まあ依存は無い」 リトゥ「えっと、ハザリア君、よろしく」 ルナ「仕方ないの」 ルル「まあお兄様のアシスタントもたまにはいいでしょう」 ユウカ「だが私の抑止とは何事だ。このナードな男を蹴飛ばしてでも止めればいいのか?」 イングラム「そう思ってもらって構わん。他のものには作戦に集中してもらうからな、遠慮なく後ろから後頭部をぶちかます要員が必要だ」 ハザリア「な!なんでそんな妙な役の奴まで置くんだよ!おい背後霊、人の話を聞け!」 イングラム「それにゼフィアとレモンにオブサーバーとして、そしてスレイチェルには宇宙軍との通信役についてもらう。レーツェルと言う身内がクロガネに いて宇宙で指揮官をしている現状を活用させてもらう。更に、クリハ、ルサイケ、アオラ、ラッシュ、ラキア、シュウヤ、クリス、レタス、マキネ。 お前達は情報処理を担当してもらう。あと茶坊主にアーク」 ゼフィア「承知した」 レモン「ま、やるしかないんでしょ」 スレイチェル「コネは最大活用。飲食店の経営と同じことだ」 クリハ「どうでもいいけど、情報処理係って戦力外通告よね」 ラッシュ「まあ、実際インドア派の俺達に戦闘は」 アオラ「まあ、仕方ないよね」 クリス「まあ頭脳労働の方がむいているってことですし」 アーク「ちょ……茶坊主って」 イングラム「次に首謀者の確保だが、戦闘員としてトウキ、ミナト、アイミ、キャクトラ、ラン、真龍。戦術的レベルの要員としてタカヤとイルス。 それに個々に何かしら出来そうなメンバーとしてレイナ、アルフィミィ。そして後方支援にレラとそのサポートの咲美だ」 ミナト「よっしゃ腕が鳴るぜ!」 アイミ「ミナト、その、よろしく頼むわよ」 クリハ「トウキ君、しっかりね」 トウキ「ああ、必ず帰ってくるさ」 ミナト「こんな時までラブ時空を(怒)」 真龍「できればハミングバード全員で司令部が良かったけど」 アオラ「それはしょうがないよ」 ラン「キャクトラちゃん、ルナちゃんにいいところみせるチャンスよ」 キャクトラ「はい!……いや、私はあくまで任務として」 タカヤ「先輩、よろしくお願いします」 イルス「ハハハ、うんまかせて」 レイナ「まあ、鞭なんてのは変則要員になるのかしら?」 ミィ「刀じゃだめですの?」 レラ「咲美……サポート……おねが…」 咲美「まかせてよね。こっちは体力だけはあるから」 イングラム「で、次にだが」 アーク「あの、悪いんすけど、俺もそっちについていいっすか?」 咲美「兄さん!?」 イングラム「悪いが、お前の能力ではこちらで役には立たんぞ」 アーク「それでも、かっこ悪いじゃないっすか、従妹の咲美がそっちで、俺が茶坊主じゃ」 イングラム「しかしだな」 シュウヤ「では私もそちらにつきましょう。アークのサポートくらいなら出来ますよ」 クリス「なんでシュウヤが!」 イングラム「そういって名乗り出るからには、何かしら戦闘ができると?」 シュウヤ「レイナさんの電気鞭とは違いますが、私も一応母親仕込の鞭使いですからね。その気になれば、防弾チョッキごと相手を引き裂けますよ」 イングラム「戦力としては十分だな。だが、アークの参加は……」 シュウヤ「ではアークがそちら側に行かないと私も行かないというのはどうですか?」 イングラム「……そう来たか。仕方ない、アークとシュウヤもそっちだ」 シュウヤ「どうも」 アーク「おい、どういう風の吹き回しだよ」 シュウヤ「いつもゲームで負けていますし、こういうときくらいは優越感を浸りたいものですよ」 咲美「それより兄さん、わかってるの!今までみたいにグチャグチャにされても平気とかそんな事は無くて、実際にやられたら死ぬのよ!」 アーク「そんなのお前らもだろ。それにさ、俺だって意地くらいあるってとこ、たまには見せてもいいだろ」 咲美「でも……」 レラ「……大丈夫……アーク……死なない」 咲美「レラ?」 レラ「私達が……守るも……」 咲美「そうね。そうよね!情けない兄さんだけど、だったら私達で守ればいいだけよね!」 アーク「(エヴァのパクリって言ったら、ぜったい怒られるからやめとこ)」 イングラム「さて中断されていたが、最後に誰が呼ばれるか分っているな」 ヴィレアム「俺ですね」 レイナ「ヴィレアムは、いったいどこに配置されるんですか?」 イングラム「ヴィレアムは俺達と一緒にゼラドの奪還に回ってもらう」 ヴィレアム「え……」 イングラム「ガイスト、不満そうな顔をしているな」 ガイスト「そりゃそうですよ……なんでヴィレアムさんまで」 イングラム「向こうはクォヴレーやグレちゃんそれにギリアムやヴィレッタは時空を越えるものとしてゼラドを奪還しに来る戦力に数えている。 つまり、この4人では奪還不可能なようにできているはずだ。ならその相手の予測を超えるしかない。だが、そう都合よく普段の 自分達を越える力など出せない。ならどうするか。簡単だ、よそから戦力を集めてくればいい」 レイナ「あのガイストとか言って、誰と話しているのか分らないんですけど、だからってなんでヴィレアムなんですか」 イングラム「能力があるからだ。他に理由は無い」 クォヴレー「今回はこいつの力も必要なんだ。ゼラドを助けるために」 レイナ「でも、こっちなんかとは比べ物にならないくらい危険なんじゃ!」 ヴィレアム「レイナ、それはクォヴレーさんたちも同じことだし、それに一番いま辛い目にあってるのはゼラドだ。だから、ゼラドの友達として 行かせてくれ」 レイナ「だったら、あんただって友達じゃない!その友達が危険なところに行くのよ!心配くらいするわよ!」 ヴィレアム「心配か……レイナに心配されてちゃ俺もまだまだだな。じゃあ約束だ。必ず帰ってくる」 レイナ「口だけの約束じゃ当てにならないわよ」 ヴィレアム「分ったよ。だったら、俺のどうしても見られたくないものが俺の机の二番目の引き出しの中にある。帰ってこなかったらそいつをばら撒けばいい。 俺は恥をかいたまま、それに対して言い訳も何も出来ずに死ぬことになる。そんなのはゴメンだ。これならどうだ?」 レイナ「わかったわよ」 クォヴレー「覚悟はいいんだな」 ヴィレアム「覚悟も何も、俺は大事な仲間を助けることを躊躇するような男じゃありません」 クォヴレー「なら、今回は共に肩を並べて戦う仲間として、お互い生き残るぞ」 ヴィレアム「はい!」 イングラム「ではこれで、ここにいる全員の役目は決まったな。それじゃあ作戦開始だ」 AM10:20 ハザリア「フハハハハ、では俺の指揮の下作戦を開始する」 マリ「ユウカ、一発けりを入れてやれ」 ユウカ「ノンノン、今からそれだとハウメニィ、何度になるかわからないよ」 リトゥ「クォヴレーさんとヴィレアム君、二人とも転移しました。通信回線を維持しています」 ルナ「オペレート機能の大半は既に動作確認済みだ、問題ない」 ルル「首謀者の確保部隊、ガンエデンで目的地に向けて出撃しました。でも、いいのですか?あんな目立つ方法で」 ハザリア「ふん!どうせコソコソ動き回っても察知される。わざわざ俺達という広域破壊攻撃への盾を用意したなら、物量作戦や浸透作戦への対策も とってあるはずだ。だったら多少派手でも、もっとも素早い手段で目的地まで向かわせるほうがマシと言うものだ。敵もさすがにガンエデン が真っ直ぐ突っ込んでくるとは思っていまい」 レモン「でも、ガンエデンに乗せられて強引に運ばれたら、彼ら相当参ってるでしょうね」 アーク『分ってるなら先に言え!ウップ……』 咲美『ああ!レラがどんどん真っ青に!』 ハザリア「どうせ堪えているのは二人だけだろう。このままのペースならあと1分で到着だ。そんなくだらん事に通信を使うな」 スレイチェル「宇宙で防衛に当っている軍から通信。この付近で奇妙なエネルギー反応を観測したとの事だヴィルベル」 ゼフィア「照合をかける。情報処理係も手伝ってくれ」 クリハ「まあそのために居るんだしね」 レタス「頭脳労働なら得意ですし」 キャクトラ『こちら首謀者確保部隊。そっちで何か観測していませんか?』 ハザリア「妙なエネルギー反応は観測したが、どうした」 トウキ『目的地の周囲が楕円形のフィールドに覆われてるんだよ』 ゼフィア「照合終わったぞ!ペルフェクティオが以前南極に展開したバリアと波長が酷似。ただしこの形質から単純な広域バリアのようだ」 ハザリア「くっ!破れそうか」 シュウヤ『今、イルス先輩とタカヤがフォロー・ザ・サンとボルテッカで攻撃していますが、歯が立ちません』 レモン「どうやら、典型的な相手の攻撃をエネルギー出力で反発して防ぐエネルギーフィールドじゃなくて、戦車の表面硬化装甲みたいなもののようね。 それも戦車のそれが正面からの弾丸を砕き、斜めからの弾丸を逸らすのに対して、あらゆる方向からの攻撃を全て逸らしてしまっているわ」 ハザリア「つまりどうすればいい?」 ゼフィア「一転集中の極所攻撃ならあるいは……。だが、どれだけ破壊力を一点に絞り込めばいいかは計算しなければまだ分らん。それにそんな一点集中 型の武装で、かつ強力なバリアを破れるものとなると」 ハザリア「とにかく考えろ。グダグダ言っている間に世界が滅びかねんのだぞ!」 AM10:30 ガイスト「イングラムさん。どうしても聞きたいことがあるんですけど」 ヴィレアム「ガイストさん?」 イングラム「何だ」 ガイスト「いくらあの学校の人たちが個性的な力があるにしても、まともな戦闘訓練も受けていない状態でアレだけの人数を実践投入するなんて 常軌を逸しています。それに、特務部隊でも向かわせればいいじゃないですか」 イングラム「それは首謀者を発見した4時間前の時点で行っていた。だが、首謀者はなかなか厄介な精神汚染を使ってきた。近づいた特務部隊の 精鋭達が自分の手足すら信じられないほどの疑心暗鬼に駆られほぼ全滅した」 ヴィレアム「そんな!そんなところに皆を行かせたんですか!」 イングラム「話には続きがある。その中で精神汚染の影響をあまり受けないものが居た。不良から自衛官になり、そこから選抜されたような変り種でな。 ナツメとか言ったか?まあそいつは精神汚染の影響が弱かったので、動けなくなった仲間を引きずってどうにか帰還したのだが、そこから 急遽そいつの事を調べたところ、どうやら親類がかつての戦いに参加した者の多くにその精神汚染を防ぐ因子がある事が分った。それを持った 者を第2世代と仮に呼ぶことにした。そして学校に集めた者は全員その第2世代だ」 ヴィレアム「第2世代。じゃあオペレーション・SGって言うのは」 イングラム「オペレーション・セカンドジェネレーション。第2世代のみに可能なミッションだ。当初はお前達はシェルターにでも突っ込んでおく 予定だったが、こうなっては仕方ないだろう」 ヴィレアム「じゃあ、なんでその事をみんなに話さなかったんですか」 イングラム「第2世代は戦闘に特化した因子を多く持つものが多い。かつてバルマーが求めた兵器としての地球人の理想形の一つといってもいい。 お前達の親が命を賭し、平和な時代を次代の若者に与えるために戦った結果が、その戦うための力だ。お前達はもし何かあれば最強の 兵になれるだろうな。で、そういわれて貴様はいい気がするか?いい気分になるか?俺はならんぞ。この平和な時を生きるべきお前達に 与えられた物が戦うための力などという事はな」 ヴィレアム「はい……」 イングラム「お前は俺達との関わりも深く、いずれ番人のような者になる事を望んでいるから話したが、他のものには言わないほうがいい」 クォヴレー「だが、今回はお前達の力が必要だ。だから、適当な理由をつけて学校に召集をかけたというわけだ」 ディストラ「ガイストさんも、そんな怒らないでください。私達だって本当はこんな事したくありませんが、世界を滅ぼされるわけにはいきませんから」 ガイスト「それは分りました……ですが、なんでヴィレアムさんは今こんな機体に乗ってるんですか!」 ヴィレアム「ツヴァイザーゲインのレプリカ……まあ見た目はヒーローっぽくないけど、ガイストさんもそんな気にせず気にせず」 ガイスト「気にしますよ。私はこの姿でわかめ頭にこき使われて……あげくギリアムに『さらば、わが半身よ』とか言って捨てられたんですから」 イングラム「仕方ないだろう。ゼラドのいる時空までの道を開くために先行したグレちゃん、ギリアム、ヴィレッタの3人はそれぞれ悪魔王アストラナガン 何回目の改造か分らないくらいマイナーチェーンしたゲシュペンストRV、わざわざズフィルードクリスタルを取り寄せて作った R-GUNリヴァーレと、かなりのメンバーなのに、倉庫の奥に放置されているゲシュペンストRで戦うと言うのか?無理だろう」 ガイスト「それはそうですが……」 ヴィレアム「ガイストさん、今回は仕方ないよ。それに、ガイストさんはこの気体に慣れてるはずだし」 ガイスト「ふぅ……しょうがありませんね。いつも嫌がらせに……緑ワカメだけが自分の撃った投下型マップ兵器が当るように小細工したりと だいぶこの機体は使い慣れていますし」 クォヴレー「無駄話はそのへんにしろ。そろそろまた次元を超えるぞ」 イングラム「何階層も次元を捻じ曲げて隔絶宇宙を作るなどと随分と用意周到だが、その程度の障害など何度も破ってきたということを見せてやろう」 ヴィレアム「待っていてくれ……ゼラド」 分割投下型の長編SSは未完に終わるって言うこのスレのジンクスを打ち破りたかったんですが まあ、確かにちょっとやる事が特殊すぎましたね。配慮も足りませんでした。 じゃあ、まとめて投下って事で。 あと、題を付けろって事なので、名前をテキトーに変えました。
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バディミッション BOND 【ばでぃみっしょん ぼんど】 ジャンル アドベンチャー 対応機種 Nintendo Switch 発売元 任天堂 開発元 コーエーテクモゲームス(ルビーパーティー) 発売日 2021年1月29日 定価 7,128円(税別) レーティング CERO C(15歳以上対象) 判定 良作 ポイント 相棒 (バディ)を駆使して事件の解明に挑むアドベンチャー熱く王道的なシナリオが高評価古臭い雰囲気のキャラクターデザイン3DパートやQTEといった一部システムには問題あり 概要 ストーリー 特徴・システム キャラクター ゲームの流れ バディエピソードとサイドエピソード 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 真実に迫れ、相棒と共に。 概要 コーエーテクモゲームス 任天堂という異色のタッグによるアドベンチャー。 『アイシールド21』『ワンパンマン』の作画を手掛ける村田雄介氏がキャラクターデザインを担当した。 バディ(英語で「相棒」)のタイトル通り、メインとなるキャラ4人から2人を選んでチームを組み、調査や潜入を行うシステムが特徴。 また、タイトルの「BOND」は英語で「絆」を意味する。 ストーリー ヒーローを目指すリカルド共和国の警察官・ルークの勤務する警察署に、女性が誘拐された様子が撮影された動画メールが送られてくる。事件として取り合わず捜査しようともしない上司の指示を無視して、ルークは独自に捜査を始める。やがて女性の監禁場所として特定した場所に潜入するが、そこにいたのは被害総額数百億と言われる宝石専門の怪盗「ビースト」ことアーロンだった。 2人は協力して女性の救出に成功するが、あるきっかけから突如その女性が暴れ出す。一連の事件に「DISCARD」という犯罪組織が関わっていると知った2人は、組織が根城にしていると特定したミカグラ島へ向かう。 さらにミカグラ島へ向かう飛行船で起きた事件をきっかけに元忍者のモクマ、天才詐欺師のチェズレイと知り合う。 現地に到着した4人は、モクマの紹介で出会った美女・ナデシコのもとでチーム「BOND」を結成、DISCARDを追って捜査を開始する。 (Wikipediaより一部改変し引用) 特徴・システム キャラクター + キャラ一覧 ※ストーリー中盤までのネタバレを含みます。閲覧注意! メインキャラクター ルーク・ウィリアムズ(CV 木村良平) 主人公。リカルド共和国の警察官。殉職した父の影響でヒーローを目指しており正義感が強い。彼のもとに送られてきた動画をきっかけにアーロンと知り合い、共にDISCARDを追うことになる。 そのまっすぐすぎる性格と正義感、警察官として培われた推理力と銃の腕前には他の面々も一目置いており、捜査や潜入では「BOND」のリーダーとして皆を引っ張っていく。BOND内のコードネームは「Doggie」。 極度の甘党ではあるが、それ以外は良くも悪くも「普通」であり、会話フェイズではツッコミ役兼他の面々に振り回されまくる。 アーロン(CV 近藤隆) 「怪盗ビースト」の異名を持つ、被害総額数百億と言われる宝石専門の怪盗。両手に装備した鉤爪を武器にする。冒頭の事件でルークと出会い、共にDISCARDを追ってミカグラ島に向かうことになる。 高い身体能力と常人離れしたパワーや感覚を持つほか、宝石の鑑定眼もプロ級。BOND内のコードネームは「Beast」。 短気で粗暴だが、孤児院で育ったため仲間想いであり、目の前の危機に陥った人物は見捨てられないなど純粋な悪人ではない。 なお「アーロン」は偽名であり、本名は不明。 モクマ・エンドウ(CV 森川智之) ルークとアーロンがミカグラ島に向かうために乗った飛行船で開催されていたヒーローショー「変身超忍ニンジャジャン」のショーマン。飛行船内で起きた事件を解決するために二人に協力し、ミカグラ島到着後もナデシコに紹介するなどで協力するが、実はDISCARDとは直接的な因縁はない。 ミカグラ島先住民の村「マイカの里」出身の忍者であり、アーロンに匹敵する身体能力を持つ。武器は鎖鎌で、BOND内のコードネームもそのまま「Ninja」。 非常に軽い性格で、よく女性を口説こうとして失敗している三枚目。さらに隙あらば飲酒しようとする飲兵衛だが、時折別人のような殺気を出すことがある。 チェズレイ・ニコルズ(CV 浪川大輔) モクマと同じく飛行船内で起きた事件で出会うことになる、「仮面の詐欺師」の異名を持つ変装と催眠術の達人。音楽や芸術などにも精通している。ルークたちを利用して裏からDISCARDを追うつもりだったが、モクマによって計画が崩れたことで表立ってルークたちに協力することになった。BOND内のコードネームは「Outwitter」。武器は杖に仕込んだサーベル。 非常に端正な容姿と貴公子然とした丁寧な物腰を持つが、言動の端々に露悪的な部分が垣間見えるほか、必要であれば躊躇なく人を殺すなど、その本性は冷酷かつ狡猾なサディスト。ただし手を下すのは自身が「下衆」と認めた醜悪な人間性を持つ者に限定するなど、彼なりの美学と信念を持つ。 裏表のギャップが凄まじく、本性を見せた時の表情は顔芸レベル。 サブキャラクター スイ・アッカルド(CV 上坂すみれ) 本作のヒロイン。ミカグラ島で人気絶頂の歌姫であり、ミカグラ島のショービジネスを一手に取り仕切る「アッカルド・エンタープライズ」社長令嬢。プロ意識と上昇志向が強く、ショーに対しては自分にも他人にも厳しい。 ナデシコからバックダンサーとしてルークたちを紹介され、以後様々な形で関わる。 ナデシコ・レイゼイ(CV 田中敦子) ミカグラ島に到着したモクマからDISCARDの情報を持つ人物として紹介された美女。投資家であり、プロデューサー業の足掛かりとしてルークたち4人をスイのバックダンサーとしてデビューさせる。 …が、これは表向きの話で、その正体はミカグラ警察公安部長。DISCARDを撲滅するためにルークたちをスカウトしチーム「BOND」を設立、自宅を活動拠点として提供するなどのバックアップを行う。BONDの指揮官として辣腕を振るうが、真顔でさらっと暴言を吐くなどかなり毒舌。 ちなみにモクマとは20年前に知り合った。ということは…。 アラナ(CV 井上麻里奈) アーロンの姉(*1)で、孤児院を営んでいる。 DISCARDによってアーロンをおびき寄せるための人質にされ、ルークとアーロンを引き合わせることになる。 ルドヴィゴ・アッカルド(CV 若本規夫) スイの父。アッカルド・エンタープライズ社長であり、ミカグラ島を世界的な歓楽島に変えた実業家。 温和な性格でミカグラ島の発展と島民の幸せを願う人格者だが、娘のスイとは確執がある。 エドワード・ウィリアムズ(CV 小山力也) ルークの養父で、リカルド共和国の警官。ルークの人格形成に大きな影響を与えた。10年前に殉職したがその正義感はルークに受け継がれている。 彼の死にはいくつか不審な点があり、それがミカグラ島で捜査を進めるごとに表面化していく。 イアン・スペンサー(CV 黒田崇矢) DISCARDの幹部。ミカグラ島の闇カジノを取り仕切る、右腕と右足を機械化した筋骨隆々の大男。 相手にルールを遵守することを徹底して求め、破った者には容赦なく制裁を加える。その反面、ルールを守りつつ勝ち上がってきた勝者には賛辞を送り、一度交わした約束は必ず守る義理堅い一面も持つ。 コズエ(CV 井上喜久子) マイカの里の祭事を取り仕切る大巫女を務める女性。 島の伝統を守ることを第一に考えており、アッカルドたちのことは良く思っていない。 フウガ(CV 子安武人) コズエの息子でマイカの里を治める里長。モクマとは忍者時代、共に修行する間柄だった。 ゲームの流れ メインシナリオは全19話+α。大きく分けて会話フェイズ、捜査フェイズ、潜入フェイズで構成される。 また、メインシナリオは特定の条件を満たしてクリアすることでバディエピソードやサイドエピソードが解禁される(詳細は後述)。 ヒーローゲージ いわゆるスコアゲージ。選択肢や捜査の成否によって増減する。 各話終了ごとに清算され、高い状態でクリアするとバディエピソードなどが解禁される。 会話フェイズ シナリオが進行するメインパート。フルボイスで進行する。 デジタルコミック調となっており、シナリオの大部分がキャラ同士の会話で構成されている。地の文もないわけではないが、時刻や場面の説明等に限られる。 途中で選択肢が発生したり、背景の画像から手掛かりや情報を探すサーチモードが挟まることもある。また、後の捜査や潜入で意味を持ってくるキーワードが会話の中に紛れ込んでいることがあり、それらは赤字で強調される。 選択肢やサーチの結果などでヒーローゲージが増減するが、ストーリーは変化しない。 潜入ルート割り出し 潜入フェイズがあるチャプターのみ挟まる。対象となる施設の見取り図などをもとに、ルート上にあるギミックの突破方法やボスの攻略方法を検討していく。 潜入ルートは必ず2パターン提示され、潜入に必要な情報も変わってくる。 ここで「誰から情報を聞き出すべきか」「どこに行けば情報が得られるか」など捜査フェイズの目的が提示される。 捜査フェイズ すごろく的な2Dマップ上を行動ポイントを消費して移動し、情報収集を行うフェイズ。 潜入フェイズの有無で内容が若干変わるが、メンバー4人のうち2人でチームを組み、情報を引き出す流れは共通。なおシナリオの展開上、単独で捜査するケースやメンバーが固定されるケースもある。 プレイヤーには1ラウンドごとに行動ポイントが設定されており、スタート地点から1マス動くごとに1ポイント消費する。単独の場合は3ポイント、バディの場合は6ポイント付与される。行動ポイントを使い切るか任意で終了させるとラウンド終了となる。 捜査ポイントでは、バディのどちらに聞き込みを担当させるかを選ぶことになるが、2人のうち片方に正解のメンバーが含まれていれば誤った方を選択しても情報を引き出すことができる(むしろその後のクイズが本番となる)。一応、最初に正しい方を選ぶと、1ポイントだけヒーローゲージが上昇する。なお後半には、個人ではなく特定の2人の組み合わせでなければ聞き込みに成功しないポイントも登場する。 潜入フェイズがある場合は、規定ラウンド内で会話フェイズで得た情報をもとにルート上で障害となるギミックの解除方法やボスの攻略方法などを引き出していくのが主目的となる。最低でも片方のルートが開通するだけの情報を集めない限り終了できない。規定ラウンドを超えても捜査は続行できるが、長引いた分だけヒーローゲージが下がる。 また、バディの組み合わせを決定するとラウンド終了まで変更できないので、効率的に情報を集めるには誰と誰で組み、どのルートで回るかをしっかり考えるのが重要になる。 潜入フェイズがない場合は1ラウンド固定で、捜査の成否如何に関わらず行動ポイントを使い切った時点で強制終了。最後に目的地や人物を特定する。 情報は3種類用意されているが、失敗するほど最後のヒントが少なくなるので、ルートや目的地はしっかり検討する必要がある。 潜入フェイズ このパートのみ3Dとなっており、実際にキャラを操作して進めることになる。 敵のアジトなどに潜入し、捜査フェイズで得た情報をもとに目的地を目指す。目的地に到達するかボスを倒すとクリア。 ゲーム的には、あやしい場所の前に立ってボタンを押すと、キャラクターが何らかのアクティビティをするというオーソドックスなもの。後述のQTEを除けばアクションゲーム的な反射神経は要求されない。 4人のうち2人を選んで挑む。特定のメンバーを選択しないと通れないルートもある。また、選んだメンバーによって道中での会話の内容が大きく変わる。 道中での会話は他愛ない雑談から大きな伏線に絡むものまでさまざまである。ただしこの時に選んだメンバーによってクリア後のストーリーが変化することはない。 上述したように各章ごとに潜入ルートは必ず2つ存在しており、ルートによってクリアの仕方も異なる。どちらのルートでクリアしてもその後の展開に変化はない。ただし、どちらのルートを進むかが後述のバディエピソードやサイドエピソードの解放条件になっていることはある。 途中やラストでバトルが発生することもあり、すべてQTEとなっている。入力に成功すると先に進み、失敗するとやり直しとなるほかヒーローゲージがわずかに下がる。 バディエピソードとサイドエピソード メインシナリオで特定の条件を満たしてクリアすると解禁されていく。本編中で描写されなかった場面や回想などがあり、キャラクター達の内面や過去をより深く知ることができる。 バディエピソードは名前の通りBONDメンバー同士による各話間のサイドストーリー。ちゃんと全てのキャラの組み合わせが用意されている。 サイドエピソードはサブキャラクターにスポットを当てたサイドストーリー。 解放条件には「ヒーローゲージが特定ポイント以上の状態で各章をクリアする」や「特定の場所に特定のキャラ同士の組み合わせで調査を行う」などがある。 扱いとしては会話パートの一種であり、フルボイスで進行する。 サイドストーリーではあるが、時系列は本編と連動している上に、本編と密接に関わるエピソードも多い。ゲームをプレイする際は、一つの章のエピソードをすべて解放して、それを閲覧してから次の章へ進むのがおすすめ。 評価点 少年漫画的な王道で熱いストーリー 「相棒との友情」「仲間や知り合った人達との絆」そして「親子の絆」を題材にしたシナリオは王道ながらも非常に熱い。目的が同じとはいえ経歴も価値観も異なるBONDの面々が時にぶつかり合い、時に協力し合いながら真相に近づいていくカタルシスはなかなかのもの。前述のようにテキストの大部分がキャラの台詞であり、会話パートでは豪華声優陣によるフルボイスで物語が楽しめる。 シリアスだけでなくギャグシーンも適度に挟む緩急織り交ぜたシナリオ運びとプレイヤーの予想を超える展開や結末によって、つい先へ先へと進めたくなり止め時を見失うほど。 時々ルークの回想シーンが挟まるが、ただの回想に留まらない予想外の展開も存在する。 会話フェイズどころか捜査フェイズや潜入フェイズの各所に伏線が張られているほか、些細な会話の中にヒントが隠されていることもある。クリア後に再度プレイしてみて初めて伏線だったことに気づくポイントも多い。 それでいて未回収の伏線も皆無と言えるほどきれいに回収しきって終了する様は見事。さらに、クリア後に解禁されるサイドエピソードを進めていくと…。 セクハラ気質のプロデューサーが「サワール・ムラムラ」、ルークたちが乗る飛行船の機長が「チャック・フジ(*2)」など、モブに近いサブキャラクターの名前が妙に直球。 実際に名前に沿ったキャラ付けがされているため、人物像は比較的推測しやすい。 グラフィック 前述のようにキャラクターデザインを漫画家の村田氏が担当していることに加え、デジタルコミック形式の会話フェイズにより文字通り漫画を読み進める感覚でプレイできる。各話やバディエピソードのアイコンもさながら単行本の表紙である。 キャラの立ち絵もギャグからシリアスまでバリエーションが非常に豊富で村田氏テイストの味が出ており、見ていて飽きない。 BGM メインの舞台となるミカグラ島の雰囲気にそって、全体的にお洒落なジャズ調の曲が多い。 逆に純和風なマイカの里では和楽器をメインにした曲が多く、エリアによる対比をうまく表現している。 無駄に格調高い曲調だが歌詞がシュールな「マダム・ポテトフライのアリア」やボーカル付きの「変身超忍ニンジャジャン」など、劇中歌にも抜かりはない。 ボリューム 前述のようにメインシナリオが全19話+αに加えバディエピソードが全81話、サイドエピソードが全62話。 本作の全貌を本当の意味で理解するには全てのエピソード解禁とプレイが必要であり、この手のアドベンチャーの弱点となりやすいゲームボリュームも十分。 賛否両論点 一昔前の漫画を感じる古臭いデザイン デジタルコミック調のグラフィック自体は好評だが、村田雄介氏によるキャラクターデザインは発売当時の売れ線からやや外れており、ひと昔前の漫画の雰囲気を感じるという批判もある。 もちろん漫画『アイシールド21』『ワンパンマン』で知られる村田雄介氏のデザインを目当てにプレイする人も数多く存在するが、「ストーリーは良かったが絵が合わなかった」とするプレイヤーの声も少なくはない。 遊んでいけば気にしなくなる声があるものの、やはりそこは好き嫌いがハッキリ分かれる。 女性向け、すなわちBLゲームのような雰囲気 メインキャラクターの人物像はそれぞれ女性向けゲームで人気が出やすいとされる風貌や設定であり、女性層を狙ったかのような雰囲気が出ている。やはりというべきか女性からの評価は高い。 逆に事前情報の時点で男性からは「ボーイズラブの匂いがするため買う気が起きない」という批判も少なくなかった。 実際に恋愛がストーリーの主軸や要素になることは無く、男女問わずプレイできるゲームではあるが、男性キャラ同士で2人組を作って行動するというシステムかつ登場人物同士のやり取りからそちら方面の関係性をプレイヤーが妄想することも容易であり、忌避する声も存在する。 なお、開発を担当したルビーパーティーは『アンジェリーク』や『金色のコルダ』など乙女ゲームの元祖と言うべき『ネオロマンスシリーズ』の開発で知られているコーエーテクモゲームスのブランド兼社内開発スタジオ。本作に女性向けらしい雰囲気が漂うのはこうした点もあるのかもしれない。 ちなみにルビーパーティーが「乙女ゲーム以外のジャンル」を手掛けるのはこれが初めてではなく、過去にも3DSでADVである『進撃の巨人 死地からの脱出』を手掛けている。 無駄の多い選択肢 潜入・会話・捜査・推理フェイズのそれぞれで選択肢を要求される場面が多い。しかし不正解の選択肢を選んだところで正解するまで何度も選び直させられたり、いずれを選んでもその後の会話の大筋に変化のない選択肢が多かったり、それでいて誤った選択肢を選ぶとヒーローゲージが減少する場合もあるといったデメリットも存在するなど、ストーリーを読み進めたいプレイヤーにとってストレスの元となるような場合が多い。 「思い出す」コマンドを使用しないと簡単に答えられない選択肢もあるが、わざわざ選ばせる必要もないほど簡単な内容も選択肢として提示されることもある。しかし、これらの点は複雑な操作を要求せずとも捜査を進める感覚を味わうためにアドベンチャーゲームを初めて遊ぶ新規プレイヤーに向けた配慮とも考えられる。 問題点 潜入フェイズ キャラの3Dモデルの出来があまり良くないうえにやれることも少なく、走ったりもできない。 さらにバトルが全てQTEとなっているが、こちらも総じて地味なうえ動きももっさりしており、入力に失敗すると同じ攻撃を何回も行ってくるなどかなり不自然な展開となってしまう。 さらに前述のようにQTEに失敗するとヒーローゲージが下がるうえにバトルが話のラストとなっていることが多く、リカバリできずランクが下がりやすい。減少量はわずかなので、そこまでゲージを高めに保っていればランクは下がりづらいのが救いではある。 アンバランスな難易度 メインシナリオをクリアするだけであれば難易度はかなり低い。クイズに答える場面もヒーローゲージを犠牲にすれば文字通り答えを確認でき、捜査も一度失敗したら誰を連れていくべきか教えてくれる。潜入フェイズ中もギミックの解除方法はいつでも参照できるため、バトルを除けばヒーローゲージのリカバリも容易。 そのため、『探偵 神宮寺三郎シリーズ』のような本格的な推理アドベンチャーをイメージしてプレイすると肩透かしを食らう。 しかし上述した点に関してはあくまで「クリアするだけなら難易度は低い」という話であり、全バディエピソードやサイドエピソードの解放を狙いつつ最高評価のSランククリアを目指すのであれば歯応えのあるプレイをすることもできる。 バディエピソードの解禁条件 潜入フェイズのないシナリオは、Sランクを取れば良いだけなので特に問題はない。だが、潜入フェイズのあるシナリオは、エピソードをすべて解放するのは一回のプレイでは不可能(メンバーが揃っていない序盤は例外)。 該当のシナリオには、「○○と××で潜入する」と言う解禁条件を持つバディエピソードが必ず2つ存在する。そのため、バディを切り替えて2回プレイしなくてはならない。 なおこの組み合わせは、「2人で潜入してクリア」としか書かれておらず、シナリオ中の会話でもヒントが少ない(*3)。そのため、事前には分からない……と思わせておいて、実はバディミッションのページに行けば判明する。3回以上潜入する羽目にならないように、必ず確認しておこう。 また、「特定の場所に特定のメンバーの組み合わせで赴く」となっているバディエピソードも複数存在する。これに関しては、初回はほぼノーヒントなので、攻略情報を見ない限りは1回でのコンプリートはほぼ不可能。特に、とある話においては「制限ターンを大幅に超過しないとコンプリート出来ない」と言う非常に厳しい条件になっている。 1回クリアすると、場所のヒントが公開される 上記と同じくバディエピソード画面で確認出来るようになる。 上記の通り、基本的には最低2回潜入しないとバディエピソードをコンプリート出来ない。会話シーンに関してはまるごとスキップ出来るので問題ないが、前述した通り潜入フェイズは特筆して高いクオリティでもなくテンポも悪いので、非常に作業感が強い。「2つの潜入ルートによるストーリーの違いを楽しむ」と言う見方もあるが、最初から別ルートになっておらず途中まで共通するルートを通る場面も少なくないため、凝った差分を見ることができるというほどではない。 総評 主人公4人組が事件に巻き込まれていくというストーリーは王道かつ丁寧に作られており、細かい伏線や綿密に考えこまれたキャラクターの関係性はつい物語の先を読みたくなってしまうほど魅力的である。 一方で村田雄介氏のキャラクターデザインを好まない声や女性向け作品のようにも思える要素が原因で主に男性層はプレイせず終わってしまう人も少なくはなく、既プレイヤーからも3Dパート等シナリオ以外の部分はやや作り込み不足を感じさせる問題点として扱われやすい。 推理アドベンチャーとしての要素は大きくないが、意外な展開が数多く待ち受けるストーリーは高く評価されており、少年漫画的とも言われやすい作風を楽しめたり仲間同士の絆を描いた物語が好みであるなら間違いなくおすすめできる一本である。 余談 本作の発売前にはANYCOLOR株式会社の大手企業「にじさんじ」所属VTuber(*4)による体験版プレイ動画を公開するといった宣伝を行っていた。任天堂がプロモーションにVTuberを起用するのは初めてのことで、一部ゲームニュースサイトではその点にも触れて紹介された(GAME Watchの記事)。 プレイ動画配信は特別視聴者が多かったわけでもなく大々的に告知されたわけでもないため、そもそもこのプロモーションに販促効果があったのかという点については当時から疑問視されていた。 上記の他にキャラクターデザインの賛否やTVCMを放映しなかったことなどの悪因により、初週売り上げは6,531本と振るわなかった。 しかし作品の完成度の高さが評価されたことで少しずつ売り上げを伸ばしており、2021年2月8日~2021年2月14日集計分で累計11,027本を販売している。 その後、日本ゲーム大賞2021では優秀賞を受賞、ファミ通・電撃ゲームアワード2021ではアドベンチャー部門を受賞し、アニメ!アニメ!が開催した「アニメ化してほしいゲームは?」投票では2021年上半期および2021年下半期の2回連続で1位を獲得した(上半期結果発表ページ、下半期結果発表ページ)。 2022年4月28日~5月5日に、Nintendo Switch Onlineの加入者だけ利用可能な「いっせいトライアル」が開催された。 Nintendo DREAM WEBで開発者インタビューが掲載されている。それによると、当初は任天堂からルビーパーティーに「女性向け恋愛ゲーム」を作ってほしいという依頼があり、企画の過程で「誰でも楽しめるようなアドベンチャーゲーム」へと路線変更が行われた結果、本作の開発がスタートしたとのことである。